リモートワークを始めて起こった変化

リモートワークを始めてから、メンタル的にもフィジカル的にも変化があり、色々なことへの意識と考え方が変わった。変化には良いことも悪いこともどっちもあった。

リモートワークを始めたことで、自分には総じて良い変化が起きていて、まだまだこの仕事を続けられそうだなーと感じている。

前提

これを書いてるのは「リモートワーク万歳」をしたいわけではなく、こんな働き方をしてる人もいるよということを書きたかった。オフィスワークを否定したいわけでもない。リモートワークにもオフィスワークにもそれぞれメリット・デメリットがあり、合う会社・合わない会社があり、合う人・合わない人がいる。

また、一口にリモートワークといっても様々な環境や条件があるので、全てのリモートワーカーに当てはまるようなことではない。自分の働いている会社は、コアタイムが設定されていない完全自由裁量なリモートワークが許可されている。リモートワークを導入してる会社の中には、コアタイムを設定してる場合もあると思うので、そういった環境とは少し感触が異なると思う。

通勤時間

まず通勤時間について。

通勤時間と幸福度の関係については多くの記事で触れられているが、"通勤時間が長くなるほど幸福度が減る"という研究などの結果に異論を唱える人はあまりいないのではと思う(個人的にね)。

実際自分は通勤で電車に乗るのが大嫌いだったので、通勤がなくなって電車に乗る必要がなくなり、そのストレスが完全に消えた。x時x分までの電車に乗らないと遅刻する、という強迫観念もないし、満員電車に乗らなければならない、なんて憂鬱になる必要もない。

通勤の必要がなくなったことで、朝にゆとりができ、心の余裕が生まれた。好きな時間に起きて、着の身着のまま仕事に取り組む日も多い。朝に余裕ができると、早く寝ないと明日がつらい、みたいに考えすぎて眠れなくなることもなくなった。

一方で、通勤の時間がなくなったことでやらなくなったこともある。

電車に乗っている間にやってた習慣としてフィードの消費や読書があった。テック系の記事を読み漁ったり、ニュースに目を通したり、小説や技術書を読んだり、隙間の時間を使っていた。

この時間がなくなったことで、フィードの消費量・読書量のどちらも減った。キャッチアップに意識的に時間を割く必要があるので、若干心理的なハードルが上がった気がする。キャッチアップが以前よりもできてないのでは、と若干不安を覚えることもある。

読書、どうも自分は好きでやってたわけではないらしく、いつでも読める状態になったことでいつでも読まなくなってしまった(技術書は別)。

メンタル面

自分のいる会社は週に1回、オフィスで英会話のレッスンを受けられる制度がある。自分はこのレッスンを受けるために週1回オフィスに行って作業するようにしているが、それ以外の日は自宅を作業場としている。

通勤で外に出る機会がなくなったことで、もともと出無精だった自分は更に外に出なくなった。その結果、人と話をする機会が圧倒的に減少した。喋ってなさすぎてたまに人と合うときに「会話ってどうやるんだっけ…」な感覚になることもあった。

人間、ずっと1人でいると段々とマイナスの方向に行く気がしてて、自暴自棄に似たような状態に陥りそうになることがあった。今はリモートに慣れたのでなくなったが、食べまくったり、衝動買いが抑えられない、みたいな欲求をコントロールできない状態になってたこともある。

リモートを始めたばっかりの状態のときは、勉強会に多めに出たり、カフェワークを試してみたり、意識的に人と合ったり外に出る機会を増やしたほうがヨサソウ、と今の自分なら昔の自分にアドバイスしてあげたい。社会性が薄れていくのはあまりヨクナイ。

自宅を作業場にするなら部屋選びも要所でこだわったほうがいいポイントがあるな、というのもわかった。日当たり、場所、周辺施設、これについては別の記事で書く。

フィジカル面

自分の場合、基本的に家にいるので移動量がとにかく少ない。運動不足。通勤のちょっとした移動もなくなるので、なにもしなければオフィスワーカーよりも運動不足になる可能性がずっと高い。作業する場所にしっかりした机や椅子がない場合、姿勢が悪いせいで肩こりや腰痛が発生することも。

運動しなければ筋肉が落ちて代謝も減るので、カロリーを取り過ぎないように注意してる。移動がないことで、必要なカロリーも変わると思うので、朝・昼・晩、3食を食べるのが普通という考えは捨てた。その日の身体の状態によるけど、夜だけ食べる日が多い。

30歳を超えて、この働き方を続けるには身体の状態を意識していかないといけないと思うようになり、フィットネスに通うようになった。時間の制限もないので、好きな時間、好きな場所で身体を動かせる。

現状、昼のうちに仕事をすることが多いので、平日の夜に通うようにしてる。たまに昼に身体を動かしたくなるときもあるので、フィットネスに行ってからそのままどこかで仕事することもある。身体を動かすと謎の自身みたいなのが湧き出てくるので、心身ともに良い影響がありそう。

時間

時間的な制約がなくなったので、働きたいときに働いて、遊びたいときに遊べるようになった。色々なことへのモチベがアップしている。

個人的なプロジェクトを進める時間が自由に取れるので、以前より仕事以外のコードを書く時間が増えた。今はaigisというCSSのスタイルガイドジェネレータを育てている。

OSS活動など、仕事以外でいっぱいコードを書きたいという人には、リモートワークは合ってそうな気がする。もちろんオフィスワークしながらでもコードは書けるけど、朝早くとか、夜遅くくらいしか時間が取れない、という状況よりも配分はしやすいと思う(世の中にはコミッター採用とかGitHubスター制度みたいなのもあるから、リモートワークだけが手段ではないが)。

とにかくこの"時間"。時間があればなんでもできるし、時間がなければなんにもできない。

おわり

リモートワークを始めたことで時間に追われることがなくなり、色々とゆとりが持てるようになった。身体をケアするという意識も持てるようになって、健康な状態を保てている(と思う)。

リモートワークをしてる人たちの現状、いろいろと聞いてみたい感。