じまろぐ

めめ

サイボウズに転職して1ヶ月たちました

TL;DR

  • ピクセルグリッドからサイボウズに転職しました
  • 社会性を取り戻すための戦いです
  • いい感じにやってます

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2019年10月末にピクセルグリッド社を退職しました。

辞めたときは特に次が決まってたわけではないですが、のんびりしながら次を探しました。

そして2020年1月からサイボウズ株式会社で働き始めました。

サイボウズについては後ろの方で。

ピクセルグリッドでやってたこと

在籍期間は約6年で、自分のキャリアの中では最長です。最短はDMMの7ヶ月。

ピクセルグリッドはフロントエンドに特化している会社で、主な業務はクライアントワークです。 自分は入社当時から退職するまで、ひたすらJavaScriptでSPAを作っていました。入社当時はBackbone.jsがメインだった記憶。

Vueが出てからはVueを採用することが多かったです。Vue関連のことをいろいろと発信していましたが、Vueにこだわっているわけではないので、Reactも使っていましたし、最後の仕事はGatsby.jsでWebサイトの作り直しとか、いろいろやっていました。

ピクセルグリッドの環境

各メンバーがそれぞれ何かに強い人ばかりだったので、勉強になることが多かったです。 自社の技術系メディアCodeGridを運営していて、ここでいろいろな技術についての文章を書いていました。

6年で100本の記事。

app.codegrid.net

この経験のおかげで技術文書を書くスキルがつけられたと思います。

すこし前ですが技術書典にも参加して、Vueの本を書きました。

この本は商業版も出してもらえて、自費出版分と合わせて合計1000部ほど売れました。購入してくれた方、ありがとうございます 。

フルリモート

ピクセルグリッドの基本的な働き方はリモートワークです。オフィスはありますが、週に1回行くか行かないかくらいでした。

nakajmg.hatenablog.com

nakajmg.hatenablog.com

この記事を書いたのは3年前くらいなので、リモートワークについての考えは今はだいぶ変わっています。

出社とリモートとどっちがいいとかじゃなく、いろいろな要因に合わせて自由に選択できたらいいよね、という感じです。

転職した理由

個人的な要因がほとんどです。

クライアントワークに少しだけ飽きていたという面は少なからずありますが、慣れが進みすぎて、可処分時間を増やすためにサクッといい感じに作りきる、みたいな働き方になっている節がありました。 ほそぼそと個人プロジェクトこそやっていたものの、技術的な意欲は年々減少していっていたように思います。

退職の半年前くらいからこれじゃいかんな〜と思いはじめて、環境を変えるか〜となりました。

社会性の喪失

元々が出不精なので、リモートと合わせてどんどん外に出なくなっていっていたのも理由の一つです。 一度も家を出ない週もざらにあり、人との話し方も忘れかけてました。

週に1回以上は勉強会に出ていましたがほぼ行かなくなり、妻以外の人間との接触機会がほとんどなかったです。

このままだとこの先どこかで働き続けるの無理になりそう、と思うようになりました。

副業を始めた

ちょうど1年前くらいから副業をはじめました。

転職してコミットできる量は減りましたが、ROXXさんには今でも継続してお手伝いさせてもらっています。

nakajmg.hatenablog.com

副業始めたてのころは副業先のオフィスに出向いて作業したりと、リハビリみたいなことをしてました。 また自社サービスを運用・改善していくという体験ができたので、クライアントワーク以外のイメージもだいぶつかめました。 そしてこの時期から「出社イケるんじゃね?」と思うようになっていきました。

サイボウズ

フロントエンドエキスパートチームの存在を認知したことが、サイボウズに興味を持ったきっかけだったと思います。

blog.cybozu.io

自分のやりたいこと&キャリア的にフロントエンドを続けていきたいと思っていたので、フロントエンド専門でやるようなチームがあるということにワクワクしたのを覚えています。

サイボウズのエンジニアとはつながりを持っていなかったので、サイボウズに勤めている元同僚の奥さんにコンタクトを取ってチームにつないでもらいました。

面接とか

カジュアル面談をしてもらったあとにフォームから応募して、面接3回を経て内定を頂きました。

面接ではいろんな人とお話しました。多拠点の人とzoomでつないで面接したのが印象的でした。 3回目ではエラい人が出てきたりもしました。

サイボウズの環境

働き方という面でとにかく進んでるな、というのが第一印象。 フルリモートからオフィスに出社するスタイルに変わることへの不安がそれなりにあったんですが、初週には払拭されてました。 自分で自分の働き方を宣言する、そしてそれが滅多なことがない限り受け入れられる。

cybozushiki.cybozu.co.jp

会社の規模のわりにめちゃくちゃ自由で働きやすく、この風土を作るのにいろいろあったんだろうなぁと先人に感謝する日々です。

サイボウズでの仕事

フロントエンドエキスパートチームという、特定のプロダクトに所属しない形でフロントエンド領域の支援をするチームにいます。

プロダクトにそこそこの歴史があるので、アーキテクチャを刷新する基盤作りなどの支援をやっています。

サイボウズではなにごともモブですすめるのが主流で、とにかく寄ってたかって課題を倒していく感じです。助かる。

今はClosureをReact + TypeScriptで置き換えるやつをやっています。

社会性と社交性

サイボウズの人たちは、大体の人が落ち着いていて余裕がある感じです。 巻き込み力が高い人が多く、チーム以外の人たちとも自然に交流の機会ができてます。感謝。 部活動もあり、自分は運動系の部活動に参加したりしてます。フットサル初めてやった。

入社1ヶ月にして社会性も社交性もかなり取り戻した感覚があります。自分でもびっくりするくらい人と交流しています。

1月はほぼフルでオフィスに出社しました。リモートワークも可能ですが、最初の方はできるだけ物理出社に寄せないと思ってやりました。 オフィスが自宅から近いのもありますが、オフィス内の環境が良く、ストレスなく働けているので、リモートに寄せなくてもやっていけそうだなという手応えがあります。

いい感じに続けられそうです。

おわりに

前職がめちゃくちゃ自由だったのでどうなるかな〜と思ってましたが、同じくらい自由に楽しく働けてます。

誰にでもオススメってわけではないですが、ライフステージの変化とかで思うことがあったり、今の働き方に疑問を持ってるような人にはいいのかもな〜と思います。 気が向いたら応募してみてください(自分に人事権はない)。

cybozu.co.jp

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