弊CodeGridにてVueの2.1から2.5で追加された機能からいくつかピックアップして解説した記事を書きました。
CodeGridで入門シリーズを連載したVue.js 2.0。その後のアップデートをおいかけ、特に注目したい機能を選んで解説します:キャッチアップ Vue.js - 2.1から2.5まで https://t.co/39bX3uXDpn #codegrid
— CodeGrid (@CodeGrid) April 19, 2018
どういった方法で更新を追うかについては触れていないので、ここに書いておきたいと思います。
ライブラリの更新を追う
こういった記事を書く書かないに関わらず、日頃から自分がよく使うライブラリ/フレームワークに関しては更新を追って追加された機能などを把握するようにしています。
更新を追うのは大事だと思っていますが、常日頃から意識して更新を追いかけてる人ばかりではないと思います。
そんな人でも、更新の追い方さえ知っておけば、ふと気が向いたときに差分をチェックできてすぐに追いつけるかと思います。
追い方
更新の情報はライブラリ/フレームワークによっていくつかのパターンがあります。
よくあるパターンとしてはGitHubのリポジトリの次の箇所にあるパターンです。
- releasesのノート
CHANGELOG.md
更新情報として何が書かれているかはリポジトリによりますが、追加した機能についてや、バグの修正について簡潔に書かれています。
また、オフィシャルブログのようなものを運営していて、そこで新しいバージョンの目玉機能などについて解説していることもあります。
基本的にはこれらの情報を見ておけば大まかにどのような変更があったのかを把握できます。変更の詳細については、紐付いているissueや、ドキュメントに追加された項目で確認します。
わかりづらい機能の場合は該当する機能のテストコードを見るのもオススメです。
Vueの場合
本題。
Vueの場合はreleasesのページにバージョンごとに細かく何が追加/修正されたかが一覧になっています。
おもな追加機能はマイナーバージョンが上がるときに追加されることが多いので、v2.x.yのxの数字が上がった箇所のリリースノートを見るとよいです。
稀にパッチバージョンで何らかの機能向上がある場合もあります。それを見つけるには、リリースノートのページで Improvements
というキーワードでページ内検索をかけると見つけやすいです。
ドキュメントから見つける
追加された機能については、公式ドキュメントに追加されています。
ページ内検索で 新規
というキーワードで探すと追加された機能を見つけられます。
英語ドキュメントの場合は New in
で。
Vueはドキュメントの更新もしっかりしているので、ドキュメントを見ておけば大丈夫なことが多いです。
おわりに
気が向いたときにでも更新を追いかけてみてください。
リリースノートやCHANGELOGには追加された機能だけでなく、バグの修正についても書かれています。
使っていて何か挙動が変だな?と思ったときは、パッチバージョンが上がって修正されていないか、もしくはissueが作られていないかなども合わせて確認するとよいかと思います。